空間のもつパワー

不動の人気を誇るテーマパーク…　夢の国　in　千葉

※見ての通りあの有名なお城です（描いたのは私ではありません）

ここ最近は毎年行くか行かないかくらいの頻度になってしまいましたが

小さい頃や学生の頃は年2・3回は訪れる、そのくらい大好きな場所です

毎回帰りのゲートをくぐるたび、「あ～また来たいな～」っと思いながら帰路に着く

さすが夢の国！笑

完全に戦略にはまってる．．．

完璧につくられた空間と訪ねる度の変化が　リピートにつながっている　と私は思います

少しの妥協も許さない

細かいところまで計算され表現されている

デザインの仕事をしている身としては本当に勉強になる点ばかりです

これは職業病なのか．．．

つい建物の造りや空間の造りをまじまじと観察してしまいます

あ、ここはタイル貼りなのね、うまくクロス貼り分けてるな～、

こうやって天井組んでるのか～　っと

所々に配置されている小物ひとつとっても抜かりありません

ポップコーン下げて、耳つけて、毎回純粋に楽しんでいますが　笑

ついついそんなところにまで目が行ってしまうものです

エリアのテーマごとにキャストの衣装や話方、音楽、

お土産屋さんやレストラン、扱っているメニューまで

とことんこだわっているからこそ素敵な空間になるんだなぁと感心します

これがもし、全部同じ衣装のキャストさんで、

全然空間の造りわけがされておらず雑多な雰囲気だったら．．．

一瞬にして夢から覚めるでしょう　笑

これはテーマパークに限らず住居や商業施設でもいえる事でしょう

暗い部屋の中、独りで摂る食事　と　明るい部屋の中、仲間と摂る食事

同じ食事メニューを摂った場合どちらの方がより美味しく感じるでしょうか

もちろん人それぞれではありますが一般的には後者の方がより良いと感じると思います

私たちはそのもの単体で考えるのではなく空間によっても左右されているのです

それ程までに空間の持つパワーは絶大なのです！

以前の記事で色の持つパワーについても書いています↓

http://bancho.tokyo.jp/wp/infomation/190401_1/

ショールームで素敵な家具を見つけて、家に持って帰ってきた途端

全然素敵に見えない！なんて事ありませんか？

家具に合わせて空間をつくる、空間に合わせて家具をつくる

卵が先かニワトリが先か論になってしまいますが．．．

モノがあってこその空間 、空間あってこそのモノ　なわけです

どちらも欠けてはいけないと私は思います

この話を探求し出すとなが～くなくなってしまうので、また次回．．．